ヒューマンライフケア株式会社

ヒューマンライフケア株式会社

購買プロセスの見直しが

9000時間の工数削減に

ヒューマンライフケアの事業内容

弊社は、全国で高齢者向けの介護事業を行っている会社です。主に、デイサービス、認知症の方向けのグループホーム、訪問介護事業などを展開しており、デイサービスの施設は全国で約90 カ所を運営しています。ひとつひとつの施設は大きいものではありませんが、地域に根ざしたサービスの提供を心がけております。

 

Amazon ビジネスを知ったきっかけ、導入しようと思った経緯について

ネットのニュースでAmazon ビジネスがドイツで開始された、 ということを2017年4月に知りました 。ちょうどその頃、弊社では、現場の介護スタッフのES(従業員満足度)を高めるために、何か良い方法はないだろうか、と模索していましたので、現場スタッフの負担を減らしたい、同時に業務の効率化をはかりたいという目的で導入を検討しました。その後、日本でもAmazonビジネスがスタートしましたので、まずはAmazonビジネスを2カ月間、数カ所の施設でトライアル利用をしてみて、その後、2018 年4月よりAmazonビジネスを全施設に導入することにいたしました。

 

Amazon ビジネスを導入する上で、解決すべき課題と導入後に実感した効果

各施設には、IT リテラシーが高くないスタッフもいるので、Amazon ビジネスを全員がすぐに使いこなせるか少々不安な部分もありました。でも、実際の利用方法は個人がAmazon でショッピングをするのとそれほど変わらないので、現場のスタッフもすぐに利用することができましたね。

また、デイサービスの施設では、ご利用者様に少しでも楽しく、快適に過ごしていただくために、毎月さまざまなレクリエーションやイベントを企画しております。そのため、現場スタッフは個人の立て替え精算で、企画に合わせたグッズを月に何回か、ホームセンターなどに購入しに行く必要がありました。年間で換算すると、買い物の移動に約6,000 時間、その後の精算などの事務処理に3,000 時間が取られていたのです。Amazon ビジネス導入後は、時間の節約を始め、現場スタッフの負担がかなり軽減されたと思っております。

また、今までは、それぞれの施設が購入した商品を本部が把握するまでタイムロスがあったのですが、Amazonビジネスでは、各施設の購入履歴を本部がすぐに把握できるのも大きなメリットですね。例えば、ある施設で購入したレクリエーショングッズを他の施設にも奨励したい、と思ったらすぐに共有することができます。

 

介護業界がかかえる離職率改善への良い影響も期待したい

これは、介護業界全体に言えることなのですが、一般的に介護ビジネスの全業務のうち、1/3が事務処理の時間に取られてしまうといわれる現状があります。この時間をいかに減らすかが課題だと言われています。Amazon ビジネスを導入したことで、事務処理にかかる時間の一部を削減でき、その時間を施設の利用者様とのコミュニケーションやケアの時間に回すことができるようになりました。また、各施設で働く介護スタッフの負担を軽減させることができたので、将来的には離職率を低減できるのでは、と見込んでおります。

 

「ヒューマンライフケア小松湯」について

「小松湯」は、銭湯を改装して作ったデイサービス施設です。利用者様には、銭湯の風情が残る大きなお風呂で入浴を楽しんでいただけるのが特長です。

 

Amazon ビジネスの導入を本部から伝えられた時、どのように思われましたか?

介護の現場では、日々、新しく覚えないといけないことがたくさんあります。そうした中、最初に本部からメールで「Amazonビジネスを導入します」と連絡が来たときは、「また新しいこと!?」と、実はかなり構えてしまいました(笑)。でも、実際に使ってみたら、個人でAmazon を利用していた時とほぼ同じ流れで購入でき、法人用アカウントの登録・管理も負担なく、すぐに慣れました。

 

実際に利用されてみて、具体的にどんな部分が大きく変わりましたか?

今までは、レクリエーションなどに必要なグッズを、車の運転を担当するスタッフと2 名でホームセンターまで買いに行き、スタッフが立て替えをして後日精算という流れでしたが、それがなくなったというのは、本当にうれしいです!しかも、ホームセンターまで行っても、お目当ての商品がないこともよくあって、その場合は注文をして再び受け取りに行く手間もありました。Amazon ビジネスでは、本当に何でも購入することができ、しかも確実にすぐに配送していただけるのがありがたいですね。


また、キッチンペーパーや水のペットボトルなど、箱単位で急いで買わないといけないものも、Amazon ビジネスで購入できるようになり、負担が大幅に減りました。重い商品を女性ひとりでは運ぶのは大変でしたから、その点でも助かっております。

 

その他、日常の業務において、プラスの変化がありましたら教えてください。

現場のスタッフ同士のコミュニケーションも深まったように思えます。例えば、今まではスタッフ1 名が買い物に行って、色や形状などはそのスタッフの判断で決めていました。Amazonビジネスを導入してからは、スタッフ全員で画面を見ながら相談して決めることができるので、楽しく買い物ができるようになりましたね。

 

Amazon ビジネスを活用した今後の事業展開について

今後は、Amazonビジネスが提供する推奨商品設定の機能 も積極的に利用していきたいですね。各地域の施設では、それぞれ個別に毎月のレクリエーションやイベントの内容を考えるのですが、毎回のミーティングで新しいアイデアを出していくのは結構大変です。そうした時に、Amazon ビジネスの推奨商品設定機能を使えば、アイデアを簡単に共有できるので、各施設に普及させていきたいですね。

また、現在はレクリエーショングッズを購入する機会が多いのですが、今後は、ソファーカバーやテーブルクロスなどのインテリア用品、介護用品も購入できればと思っております。Amazon ビジネスの幅広い品揃えを活用して、ハード面での更なる充実を図り、利用者様の満足度を高めていければと思っております。

ヒューマンライフケア株式会社
事業戦略室 室長

松阪 哲史様

ヒューマンライフケア株式会社

ヒューマンライフケア株式会社
小松湯 デイサービス生活相談員

栗栖 里佳 様

ヒューマンライフケア株式会社
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    • 取材時期 2018 年8 月
    • 記載内容(役職、数値、固有名詞等)はすべて取材時の情報です。
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