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株式会社ブシロード

請求書処理の手間を軽減しながら、購買を見える化。創造性を発揮しやすい環境を整備しつつ、購買活動のガバナンスも強化する。
2023年8月17日
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Amazonビジネスを導入した理由

  • 個人の経費精算の軽減
  • 請求書払いによるカード利用にかかる管理や発行コストを削減
  • Businessプライムによる購買データの分析を推進

 

30分かかる請求書の処理が軽減され、購買記録もチェックできる

 

ブシロードはトレーディングカードゲーム事業から始まり、アニメやゲーム、コミック、ライブなどの多角的なメディアミックスを展開しています。全社的にDXを進めていく過程で、購買活動も効率化すべくAmazonビジネスを本格的に導入。社長の号令のもとで全社のメイン購買手段として活用しています。

数ある購買システムのなかからAmazonビジネスを採用したのは、会計システムとの連携が可能なうえ、請求書と購買履歴を紐づけてアーカイブできるなど検索性に優れているからです。もともとオフィス用品などの購入は請求書払いとしていましたが、その処理にかなり人手が取られていました。これまでは請求書を受け取ると、会計システムのフォーマットに対応するように処理したうえで、別のエクセルデータと照合して購入品目をチェックし、高額品があれば稟議の有無を確認する作業も加わります。1枚の請求書を処理するのに、長いときは30分近く時間がかかっていました。そこに社員の立替払いの精算も加われば、経理事務が煩雑になります。その点Amazonビジネスは会計システムと連携しているため、請求書をシステムに登録する手間がかかりません。請求書から購買記録を辿れるので「いつ、何を買ったのか」などのチェックも容易。

 

決済は請求書払いを選択

 

Amazonビジネスが全社に広がれば立替払いも減るため、経理事務の大幅な改善につながると期待しています。決済は法人カード払いという選択肢もありましたが、カード会社からの請求書では、まとまった請求額しか把握できないことが多く、結局は明細との付き合わせといった後処理が発生します。カードの管理や発行コストなども考慮すると、請求書払い※が合理的な選択となりました。
 

※Amazonビジネスの請求書払いのご利用には審査が必要になります。

 

 

現場の裁量を尊重しながらデータを生かした施策を展開

 

もう一つの魅力は、「Businessプライム」の特典によって、購買データの分析が可能になることです。エンターテインメントの現場では、思いもよらない物が必要になることもあります。そのため備品の購入は現場に裁量を委ねていますが、会社がその実態を把握できないのは問題です。

Amazonビジネスで購買活動を “見える化” すれば、現場の裁量を尊重しながら、ガバナンスを効かせやすくなります。データが積み上がっていけば、より効果的な購買施策を打つことも可能です。例えば各グループで重複購買している物品があれば、本社で一括購入し価格を抑えることも考えられます。Amazonビジネスを活かしながら、現場がより創造性を発揮しやすくなる環境整備を進めていきます。

 

 

株式会社ブシロードの事例(PDF)はこちらからダウンロード

   
 株式会社ブシロード
 管理部総務チーム    千田 梓 氏

 株式会社ブシロード
 経理部部長 中村 新 氏

 

    取材時期 2023年6月

    記載内容(役職、数値、固有名詞等)はすべて取材時の情報です。