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中小企業・個人事業主
飲食・サービス業

伝統の味とサービスを守るスマートな仕入れの選択

三溪園の老舗茶店が築いた、店舗用品が確実に届く仕入れ体制

Amazonビジネス導入理由と成果

  • 数千本単位の割り箸やケース単位の飲料も配送で届き、自ら運ぶ手間を解消
  • 納期の見通しが立ち、限られた保管スペースでも在庫を抱えずに調達可能
  • 個人向けAmazonと同じ操作で導入でき、注文履歴からの再注文もスムーズに

 

三溪園で半世紀続く老舗の茶店

店頭での買い出しが大きな負担に

待春軒(たいしゅんけん)は、実業家・原三溪(富太郎)が造り上げた横浜市の名勝「三溪園」の園内で営業する茶店です。「三溪流の饗し(もてなし)の心」を後世に伝えることを使命に、店舗を運営しています。また、その名を冠した「三溪そば」を看板メニューとしており、原三溪が考案した100年伝承のレシピを今なお守り続けています。

 

待春軒は、正社員3名とパートスタッフを合わせた約10名で店を切り盛りしています。その経営を担うのは、2021年後半に前任者の引退を機に店を引き継いだ西郷 健彦氏です。西郷氏は仕入れも担当しており、調理場スタッフが必要な食材や備品とその数量を紙のリストにまとめ、それを基に買い出しを行っています。

 

待春軒で課題となっていたのは、仕入れにかかる手間です。「週に1回、繁忙期には2回、午前中のうちに買い物を済ませて、昼前までに店へ運び込んでいました」と西郷氏は振り返ります。

 

とりわけ負担が大きかったのが、消耗品・備品類や食材の調達です。数千本単位の割り箸は重く、紙コップはかさばり、冷凍食品もまとめて持ち帰れば相応の量になります。近隣のスーパーや業務スーパー、横浜南部市場などをめぐり、これらを自家用車で店まで運び込む作業が避けられませんでした。

 

さらに、仕入れ先が複数に分かれており、購入の記録も特に残していなかったため、何をどこで仕入れたかを後から振り返りにくいという面もありました。買い出しに午前中の時間を取られることも含め、日々の営業を支える調達が、西郷氏にとって大きな負担になっていたのです。

Amazonビジネス導入理由と成果

  • 数千本単位の割り箸やケース単位の飲料も配送で届き、自ら運ぶ手間を解消
  • 納期の見通しが立ち、限られた保管スペースでも在庫を抱えずに調達可能
  • 個人向けAmazonと同じ操作で導入でき、注文履歴からの再注文もスムーズに

使い慣れたサービスを法人でも

無理なく導入できる手軽さが決め手に

Amazonビジネス導入の契機となったのは、西郷氏が個人のAmazonアカウントを業務用品の購入に活用していたことです。その過程でビジネス向けアカウントの存在を知り、登録に費用は発生しないことから、まずは登録したうえで、その機能や利点、使い勝手を見極めることにしました。そして、本格的な利用に踏み切ったのは、経営の引き継ぎから数か月後でした。

 

以降は約1年をかけて、Amazonビジネスで扱う品目を一つずつ選定。対象としたのは、紙類、割り箸、紙コップ、洗剤、文房具をはじめとする消耗品・備品類、ケース単位での飲料・酒類、そして冷凍野菜や業務用アイスクリームなどの冷凍食品です。

 

品目を追加する際には、即座に切り替えることはせず、試験的な購入を重ねたうえで採否を判断しています。とりわけ食品は味が品質を左右するため、調理場スタッフとの確認を欠かしません。

 

「食品をオンラインで発注できるのは便利ですが、一度試してみないと、お客様に提供できるか判断できません。まず少量を取り寄せて、調理場スタッフと味を確かめたうえで、今後も継続して発注を行うかどうかを決めています」(西郷氏)

 

 

運搬の負担を大きく軽減し

納期の見える確実な調達を実現

Amazonビジネスの導入で最も大きく変わったのは、消耗品・備品類の運搬にかかる負担です。課題となっていた重くかさばる商品が配送で届くようになり、西郷氏が自ら店舗まで運ぶ必要はなくなりました。買い出しに費やしていた時間と労力が抑えられ、仕入れ業務の効率化につながっています。

 

また、飲食店にとっては、必要なものを必要なタイミングで調達できることも重要な要素になります。

 

 「保管できる場所や在庫限度額は限られているので、買いだめには限度があります。必要なときに必要な分だけ確実に届くのは、店舗経営を担う身としては大きな安心につながっています。Prime Businessに加入しているので、早いときには翌日に届きますし、1個からでも送料無料の商品が多いのも助かっています」(西郷氏)

 

Amazonビジネスの利用にあたって、特別な習熟は必要ありませんでした。西郷氏は以前から個人向けAmazonアカウントを利用しており、Amazonビジネスでも同じ操作感で仕入れの発注を始められたためです。さらに、日常的に活用しているのが、過去の注文履歴からの再注文機能です。よく使う商品をまとめて発注でき、作業効率化にも貢献しています。

 

過去の購入履歴からそのまま注文できるので、商品を一つずつ探す手間がありません。以前どこで買ったかを思い出せないときにも重宝しています」(西郷氏)

 

新たに調達する商品は、複数のECサイトや業者を比較し、価格と送料を見て有利なものを選んでいます。こうした使い分けが、コスト削減にも寄与しています。

 

さらに、調達の対象は、食材や店舗用品にとどまりません。ネット注文で日々の営業に必要な商品を幅広くそろえられることも、継続利用を支えています

 

「食材だけでなく、フライパンや鍋といった調理器具をAmazonビジネスで購入することもあります。頻繁ではありませんが、必要になったときに一か所で揃えられるのはとても便利です」(西郷氏)

調達先の適材適所の使い分けで

変わらぬ味とサービスを守り続ける

待春軒にとって、Amazonビジネスはすでに仕入れを支える基盤として定着しています。店頭での買い出しに頼っていた調達の多くは、すでにAmazonビジネスへ移行し、いまや日々の仕入れに欠かせない存在になりつつあります。西郷氏は今後も、Amazonビジネスを仕入れの土台として活用していく考えです。

 

その一方で、店としての姿勢は変わりません。仕入れにかかる負担をAmazonビジネスに委ねることで、調理や接客といった店でしかできない仕事に集中できる環境が整いつつあります。

 

野菜や肉はその時の"顔"を見て選びたいですし、鮮度に関わらないものはAmazonビジネスの方が向いている場合もあります。このように適材適所で調達先を使い分けながら、必要なものを必要なときに調達できる環境を整えていくことで、これまで受け継いできた味やサービスを守り続けていきます」と西郷氏は意気込みます。
 

※取材時期 2026年6月

※記載内容(役職、数値、固有名詞等)はすべて取材時の情報です。

 

待春軒から寄せられたAmazonビジネス利用の感想例
 

● 営業時間に縛られず、24時間いつでも発注できるので、空いた時間に注文を済ませられる。

● 冷凍食品まで配達できるとは思っておらず、試しながら扱える商品を増やせるのがありがたい。

● 買い出しのために何度も車を出す負担が軽くなり、店に向き合う時間が増えた。