社内購買・バックオフィス業務の課題を新たな視点から捉える「JAB」

JAB（Japan Amazon Business）はAmazonビジネス利用企業のためのユーザーコミュニティです。「他の企業ではAmazonビジネスをどのように活用しているのか」「最新のAmazonビジネスの機能・アップデート情報をキャッチしたい」「同じ部署や業界で抱えるバックオフィス業務の課題を共有し、解決のためのヒントを得たい」そのような声を多数いただき2021年にスタートしました。
開始当初は10名前後だったJABメンバーは、現在では160名を超える方々に参加いただいています。普段は聞く機会の少ない他企業の生の声を通して、購買・バックオフィス業務における課題解決のためのヒントを得られる場となっています。

オフィスツアーの締めくくりに、最上階27階にあるカフェテリアをご案内させていただきました。様々なコンセプトに基づいたスタイルの席が用意されていて、その日の気分に合わせて好きな場所で食事を楽しむことができます。
畳スペースや囲碁、オセロなどが楽しめるテーブル、靴を脱いでくつろげるリラックススペースもあり、食事を楽しむだけでなく、しっかりとリラックスできる場を提供しています。オフィスツアーを通じ、ご参加者の皆様にはAmazonならではの雰囲気を直接味わっていただき、非常に好評なツアーとなりました。

システム連携を通じて「さらなる購買業務の効率化」を図る

本セッションの冒頭は、「システム連携を通じた購買業務の効率化」をテーマとしたプレゼンテーションからスタートしました。
Amazonビジネスは経費精算や会計、グループウェアなど複数の外部システムと連携が可能です。これらの連携を上手く活用することで、購買プロセスの工数を大幅に削減し、業務負担を減らすことができたという事例が多数あります。実際に法人購買をする際には「商品の選定」「承認や発注」「検収」「支払処理」と非常に多くのプロセスがあり、効率化のためには、購買業務から会計業務までの一連の流れを一本化、そしてシステム化していくことが重要です。現在負担となっている購買業務もAmazonビジネスとの連携によって大きく改善されるかもしれません。

JABメンバー登壇セッション
Amazonビジネス × システムとのコラボレーションで実現～間接材購買の業務効率化戦略～

株式会社ノバレーゼ総務部の幡様、財務経理部の岩井様がご登壇され、Amazonビジネス導入から楽楽精算との連携に至るまでのプレゼンテーションを行いました。

 『①毎月700件の立替精算②多種多様な商品要望③価格比較の工数が課題となっていた中、Amazonビジネスを導入したことにより、①豊富な品揃えの中、一瞬で価格比較を実施②立替精算の減少により、現場の負担は削減されました。
ただ、経理部は未だ紙社会。改正電子帳簿保存法にも対応していかなければならない中、ここの生産性向上をするために実施したのが、「楽楽精算との連携」です。承認申請と精算の入り口が一つになった上に、経理業務は月中6名から2名体制で収まるようになりました。楽楽精算の人事データが反映されるため、Amazonビジネス上のメンテナンスも不要になり、よりお客様のための時間を創出することができました。現場からは、「領収書が要らないなんて革命が起きた！」「承認システムと購買が一本化されて分かりやすい！」という声が上がっています。』
 

「他企業の事例を知る貴重な機会」となったオープンディスカッション

ユーザーコミュニティJABだからこそできる取り組みの1つにオープンディスカッションがあります。会場参加・オンライン参加の方それぞれが、数名ごとのグループに分かれ共通のテーマで話し合っていただきました。今回は「Amazonビジネスの導入検討～活用Tips 情報交換会」と題してテーマを設定し、各企業のAmazonビジネス導入の背景や実際の活用事例を中心に会話が進められました。
「購買サプライヤーはどのように使い分けているか」「購買業務負担とコスト削減への取り組み」「社内のガバナンス統制について」など、各企業が向き合っている購買課題やアプローチ方法について活発にやり取りが交わされました。
ディスカッション終了後には各グループからの発表があり、各業界・会社ごとに抱えている購買課題と今後目指す理想の姿について共有されました。

イベント終了後にも「他企業とのコミュニケーションの機会は新鮮で、かつ自社での取り組みに向けて参考になった」「これまでには無かった視点でAmazonビジネスの活用を知る機会となった」「さらに色々なテーマで今後も話し合ってみたい」など、多数の声を頂戴しました。年々JABのメンバー数も増えており、多様なテーマで会話ができる場となっているため、今後のオープンディスカッションも大変楽しみです。

企業間同士の情報交換が活発化された「アフターパーティー」

JAB SUMMITメインセッション後のアフターパーティーには53人以上の方にご参加いただき、大変盛り上がりのある1時間となりました。
冒頭、Amazonビジネス事業本部 事業本部長 石橋より乾杯の挨拶を終えたのち、多くの企業様同士で名刺交換や情報交換が活発に行われ、コロナ前のリアルイベントでは当たり前だった光景が徐々に戻ってきている姿が印象的な時間でした。また、メインセッション中にもありましたAmazonプライベートブランド品やAmazonデバイスの実物を展示しているブースや、Amazonビジネスのシステム連携、昨今話題のインボイス制度に関する相談が出来るブースでは多くの方に訪問いただき、普段はなかなか交流のないAmazonビジネスのProduct担当とのコミュニケーションが行われる機会も見られました。
アフターパーティーの目玉コンテンツの1つである「Amazonクイズ大会」ではAmazonに関する10問のクイズに答えていただき、上位3名がAmazonデバイス等の景品を獲得するなど盛り上がりました。
オンラインのコミュニケーションが普及した昨今でも、やはりリアルな場でのコミュニケーションの価値は重要な役割を持つものであると改めて痛感するきっかけとなりました。

JAB SUMMIT 2023に参加されたお客様の声

（ノバレーゼ 幡様、岩井様）イベントは貴重な意見交換の場でした。購買業務は担当部署がなく、多種多様な状況と課題に直面している会社も多いと聞きましたが、他社の事例や課題が新たな目線を与えてくださり、非常に参考になりました。他社との交流が活発化することで得られるものが多いと感じました。

（GO TODAY SHAiRE SALON 田中様（右）橋本様（左））コロナ禍でビジネス上のコミュニケーションが限定されていた中、他企業のバックオフィス担当の方、そして弊社のAmazonビジネス営業担当の方とリアルな場でコミュニケーションを取ることが出来る機会となり、大変勉強になる有意義な時間が過ごせました。