700万円の小口現金削減に成功したお客様へのリアルインタビュー
Amazonビジネスの原田です。ヘルスケア事業部に所属しており主に医療・介護・福祉業界のお客様を担当しております。
Amazonビジネス導入から1年半が経ち、社会福祉法人檸檬会 法人本部 財務部・田中様、榎本様にお話を伺いました。Amazonビジネス導入の背景、全施設導入の進め方、そして今後檸檬会として目指している姿をお話いただいたので、当日のインタビューの様子を一部お伝えします。
原田:導入するにあたり、不安要素はありましたか?
田中様:もともと紙文化であり、職員の中にはPCの操作が苦手なスタッフもいるため、インターネット上での商品の発注・請求書処理に不安がありました。
原田:紙文化からオンラインへの移行となると、抵抗などもあったと思うのですが、なぜそれを乗り越えようと思ったのでしょうか。
田中様:保育現場で、立替精算による支払いが多く発生していたことが理由の1つです。それに伴い、施設長が行う事務処理の量が非常に多く、本来はマネジメントにリソースを割くべきところ、その時間を取ることができない状況になっていました。
原田:Amazonビジネスの導入はスムーズにいきましたか?
田中様:Amazonビジネスのご紹介を受けてから、導入決定までは3週間ほどでした。もともと個人向けのAmazon.co.jpに一部の保育園で購買実績があったことも要因ですが、なんといってもAmazonビジネスを導入することで、商品によっては法人割引が適用さること・立替経費精算を減らして各保育園での購買データを可視化できるという点でメリットが多く3週間で導入を決定しました。
その後は、設定やマニュアルを作成し約1か月後に導入完了と想定以上に早く全社で利用することができました。
想像よりもスムーズに導入できた要因は、1)Amazonビジネスの操作は個人向けAmazonとほぼ同じであり、普段多くの職員がプライベートでAmazonを使用しているので、誰もが利用できる高い操作性があること、2)Amazonビジネスのご担当の方に、導入までに必要なタスクおよびスケジュールを分かりやすく提示いただいたことがあげられます。
原田:Amazonビジネスの導入後に、他に取り組まれている事はありますか?
田中様:会計システムもDX化に向け新しく採用しようかな、と思っています。タイミング良く現在利用している会計ソフト会社から他社の会計システムをご紹介いただいたので。
原田:Amazonビジネスと、連携できる会計システムもたくさんありますので、もし連携可能なシステムをご採用いただけたら、Amazonビジネスと連携しさらに社内処理を減らす取り組みを考えていきましょう。
原田:実際使ってみてどうでしょうか。
榎本様:初期導入の段階からサポートいただき、思っているより早く慣れました。購入担当者もほしいものをすぐ買える環境で本当に助かってます。
原田:実際Amazonビジネスを利用し、得られた効果はありますか?
榎本様:小口現金の削減(キャッシュレス)に繋がりました。
原田:保育園での小口現金はやはり課題ですよね。
榎本様:そうですね、ただ小口現金の削減効果がすぐでるかは、現場で慣れているやり方もあるので、正直難しいのではと思っていました。しかし、実際導入をしてみて、昨年だけで700万円の小口現金削減に成功しております。小口現金を削減できると導入前の面談時から聞いてはいたのですが、驚きました。
原田:700万円はすごいですね、、小口現金を利用される場面も多々あるかと思いますが、例えばどのような場面でしょうか?
榎本様:保育事業はメインサプライヤーで買えない物の方が圧倒的に多くあります。そういったものは各保育園にお任せして好きなところで購入してもらうしかなかったですね。実店舗に買いに行く事も多くありました。
原田:実店舗に買いに行くと、行く時間と経費精算で一度に数時間はとられてしまいますよね。先ほど700万円削減できたと伺いましたが、こちらは満足な数字なのでしょうか?
榎本様:まだ完全に小口現金を削減できたわけではないので、今後もできる限り、削減に取り組んでいきたいです。本部だけではなく現場含めキャッシュレスを浸透していきたいと思っています。
原田:その他に導入後のメリットはありましたか?
田中様:メリットなのかわからないですが、檸檬会としてAmazonビジネスをもし明日から使えなくなると思うと、現場本部ともに大混乱だと思います。
今ではAmazonビジネスが本当になくてはならない、それくらい大きな存在になりました。
原田:そう言っていただけるのが一番うれしいです。今後もっとなくてはならない存在になるためにも、定期的に面談の機会を設け檸檬会での利用状況のレビューと新しい機能のご提案をさせていただきます。改善点などもあったらどんどん教えてくださいね。
田中様:ありがとうございます。使い方もわかりやすく、トラブルもないので、これからもたまーに連絡を取り合うくらいの関係性でいたいですね(笑)
【後日談】
インタビューを終えた際に、うれしくてすぐにチームメンバーとの共有チャットへ“Amazonビジネスがなくてはもう困るよって言われたよ”と連絡をしてしまいました。
そういっていただけるのは本当に嬉しいですし、何より紙文化からオンラインやクラウド処理といった真反対の対応に、時代の流れだと前向きに採用されたのは本当に凄い決断で、こちらとしてもできる限りのことをサポートさせていただきたい気持ちでいっぱいです。
Amazonビジネスですが、新しいシステムへの連携だけではなく、機能も日々追加されています。もっと便利に活用いただける様今後もお話を伺いながらご提案をさせていただきたいと思います。
上段:Amazonビジネス/大出・原田 下段:檸檬会/榎本様・田中様