グリー株式会社

グリー株式会社  

購買業務を削減し、

本来の業務に集中できる職場環境

インターネットを通じてより良い社会の実現に貢献する

グリー株式会社は「インターネットを通じて、世界をより良くする。」というミッションを掲げ、2004 年に創業しました。世界初のモバイルソーシャルゲーム「釣り★スタ」を2007年に公開、モバイルゲーム領域での市場自体が急成長する中、シェアを拡大し、会社としての基盤を確立するに至りました。近年は、ゲーム事業以外の新しい事業の柱として、メディア・広告事業やバーチャルYouTuber(* 注1)などを活用したライブエンターテイメント事業が急成長してきています。引き続き、ゲーム事業、広告・メディア事業、ライブエンターテインメント事業の3つを中心の柱に、社会に新たな価値創造をもたらすプロダクト・サービスを生み出していくことを目指しています。

* 注1 : YouTuberとして動画配信・投稿をおこなうコンピュータグラフィックスのキャラクター、またキャラクターを用いて動画投稿・配信をおこなう人のこと。
別名、VTuber、Vチューバー(ブイチューバー)

 

エンジニアが本業に集中できる環境を整備する

私たちが所属する開発本部はエンジニアが数多く在籍しており、「技術で事業に貢献する」を本部ミッションとして掲げ、日々業務に取り組んでいます。その中で情報システム部は、基幹系業務システムや情報共有基盤などの社内ITシステムの企画・構築・運用やヘルプデスクなどを担当しています。開発企画部は開発本部の共通機能として求められる予実管理や購買業務、組織運営業務などをおこなっています。

私たちのようなインターネット企業において、エンジニアは競争優位そのものです。従って、エンジニアが快適に働き、パフォーマンスを発揮できる環境を整備することには特に重きを置いています。そのような背景もあり、開発業務に直接的には関係のない間接購買業務や支払い業務、各種精算などを開発企画部の組織運営チームにて代行。あるいは、情報システム部との連携の下で、各種自動化ツールを活用した各種申請・承認作業の効率化など、快適な環境を提供するために創意工夫を重ねています。

 

法人向けの利便性が付加されたAmazonビジネスの導入は必然

Amazonビジネスについては日本でサービスを開始した直後に知り、すぐに導入が決定しました。もともと、私たちの部署では個人向けAmazonを利用していたものの、一部商品で注文数の上限があることやコーポレートカードの利用上限額に達したことで困惑することもありました。

しかし、Amazonビジネスは法人向けということで注文数の上限もなく、月末締めの請求書払いが可能なため、コーポレートカードの上限額を気にする必要もありません。それでいて、迅速な配送や送料の削減、品揃えによる利用者満足などのメリットをそのまま享受できます。個人向けの利便性はそのままに、法人のニーズに応えた機能がプラスされたAmazonビジネスの導入は、私たちにとっては必然だったといえます。

また、キャンペーン期間を経て、Businessプライムにも加入しました。配送スピードや送料部分など、得られるメリットと比較すると年会費は相当低く抑えられており、迷う余地すらありませんでした。

 

サービスのバランスが良く、得られるメリットも大きい

例えば、情報システム部で購入するIT備品などは発注する単位も数十、数百に及びます。以前は数社のサイト上の情報から相見積もりをして価格と配送スピード、在庫数を総合的に判断して発注先を決めていました。しかし、価格は安いが配送スピードに難あり、といった具合にバランスを欠くことが少なくありませんでした。そのため、次第にAmazon内の業者で比較することが多くなっていたところ、Amazonビジネスがサービス開始されたことを知り、すぐに導入が決まりました。Amazonビジネスは圧倒的な商品群の中から選択でき、配送スピードも早く、しかも安価で購入できる。Amazonビジネス導入後は一部の特殊な状況をのぞき、ほとんどがAmazonビジネスでの購入で完結するようになりました。

 

数千台規模に及ぶ検証端末の調達に貢献するAmazonビジネス

私たちが提供するサービスやゲームタイトルは開発後の検証に十分な時間をかけます。サービスインする前はもちろん、アップデート時も同様です。そのため、社内には数千台規模で検証用の端末を用意しています。これら端末の入手先としてAmazonビジネスを利用することがあります。従来型の携帯電話と異なり、スマートフォンやタブレットはグローバルで展開されるものも多く、海外先行で日本発売は時期が遅れることもあります。発売を待つとサービスリリースのタイミングも遅れてしまうため、マーケットプレイスで出品している事業者から購入します。Amazonビジネス導入前は従業員が個々に立替精算で購入していましたが、立替額も大きく、購入に手間もかかるため作業負担を強いていたと思います。

他の法人向け通販サイトだと、商品数に限りがあるなど、なかなかこうした要望が叶いません。グリーではエンジニアに技術書購入を推奨していることもあり、購入頻度も高い傾向にあります。以前、他の法人向け書籍販売だと納品まで2 ~ 3週間程度要することもありました。技術書はすぐに手に入らなければ購入する意味がありませんので、近隣の書店に出向き購入することもありました。Amazonビジネス導入後は幅広い商品から選べる、注文後迅速に届く、お手頃な価格で購入できる、メリットを得られ助かっています。

 

エンジニアを抱える企業にとってAmazonビジネスの導入は良い選択

購買用アカウントは購買担当のみに割り当てており、チャットツール上で従業員から受けたリクエストを元に購買担当が購入、経理処理までおこなっています。このような業務プロセスの場合、候補の商品を「ほしい物リスト」や個別のURLで共有できるため、従業員と購買担当双方にとって余計な負担がありません。稟議システムにログインして承認依頼するといった作業は本来、意味のないものであり、Amazonビジネスの承認依頼だけで事足りるはずです。

空気清浄機などオフィス環境を快適にするための備品を購入することもありますが、高額商品の場合は十分な議論後に購入します。議論を経ることでより良い購入ができると考えての行動です。逆に判断する時間すら不要なケースもあります。結局のところ、事業をサポートする立場にある私たちがすべきことは、どれだけ無駄な作業を削減し、ストレスフリーで従業員が働けるかを考え行動に移すことです。効率化の追求という観点でAmazonビジネスの導入にはマイナスの側面が見当たりません。特に、私たちのようなIT系の企業ではエンジニアが不満を抱えないためにも、Amazonビジネスは有力な選択肢の一つだと思います。

グリー株式会社
開発本部
情報システム部兼開発企画部部長

岡田 寛史 様

グリー株式会社

グリー株式会社 開発企画部
組織運営チーム

山田 千尋 様

グリー株式会社 情報システム部
IT基盤 & オペレーションチーム

渡邉 美砂 様

グリー株式会社
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    • 取材時期 2019 年4月
    • 記載内容(役職、数値、固有名詞等)はすべて取材時の情報です。
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