北進総業

北進総業 (個人事業主)

北進総業(個人事業主)  

確定申告の経費処理を

データ活用で大幅軽減

高校時代からの特技を仕事に、スモールスタートで起業

2 年前から北進総業という屋号を掲げ、法人向けのWEBサイトの制作・保守管理や自社WEBサービスの運営などを手がけています。小規模なシステム開発を請けることもあり、例えば複数のWEBサイトを巡回して情報収集するWEBクローラーなども開発しています。お客様は行政書士などの士業関係や中小企業が中心で、口コミでお仕事をいただくことが多いですね。平行してホビー関連雑貨の制作販売もしており、Amazonでセラーとして出品もしています。

起業というと「多額の元手を用意して脱サラを」という印象があるかもしれませんが、私の場合はもっとスモールスタート。会社勤めの傍ら、WEBサイト運営を行ったり、時折知人のWEBサイト制作を請け負ったりしていたら、次第に案件が増えてきて……いつのまにか副業が本業へシフトしていったというのが実態に近いですね。高校時代からコンピューター技術が好きだったので、趣味を生業にする良いタイミングだったと思っています。

 

個人事業主でもメリットを享受できる。「とりあえず始めてみよう」が正解

Amazonビジネスの存在を知ったのは、事業を始めて1 年ほど経過した時です。メールマガジンで、数量割引や法人価格といった法人向けサービスが謳われているのに興味を持ちました。私自身がAmazonのセラーなので法人価格の設定があることは知っていましたが、個人事業主でも法人ユーザーとして利点を享受できるならぜひ使ってみたいと考えたんです。

「やってみてうまくいかなければ、いつでも個人用に戻せばいい」と気楽に考えて始めたのが正解でした。個人アカウントからAmazonビジネスアカウントへの切り替えはスムーズで、購入履歴や決済用のクレジットカードデータもそのまま引き継ぎ可能。無料プランもありますが、ビジネスプライムの年会費は個人用と同額なので、引き続きプライムアカウントを利用しています。Amazonの使い勝手に法人向けサービスがプラスされた印象です。

 

急な発注もスピーディーで、問い合わせ対応にもストレスがない

個人事業主ですから、営業や制作はもとより、支払いや請求書の処理、備品の補充などの雑務まですべて一人で担わないといけません。以前はうっかりして「明日撮影で使うストロボの電池が切れていた」ということもあったのですが、Amazonビジネスの定期便を使えば補充し忘れがなく、法人価格で購入できるため助かっています。近場のコンビニエンスストアなどで急場をしのぐと、買い出しの時間がかかるし、ちょっと割高なんですよね。お急ぎ便を使えば急な発注もスピーディ。海外からの輸入品のような特殊なものは別ですが、梱包材やコピー用紙など業務で必要なものに関してはAmazonビジネスでほぼ網羅できています。

加えて、不良品などがあった際の対応がスムーズなのもストレスのない購入体験につながっています。問い合わせ先が入力フォーム、チャット、電話と多岐にわたり、不良品の連絡程度ならフォームで必要事項を入力するだけで迅速に処理され、待ち時間などのストレスがないので助かります。私自身がセラーなので、こうしたサポート体制がお客様のAmazonでの購入に対する信頼感を醸成していると感じます。

 

発注段階で「個人用」「業務用」の仕分けが可能。確定申告がぐっと楽になる

何よりもAmazonビジネスを導入して良かったと思っているのは、経費の仕分け作業が格段に楽になったところです。これまでは1年分のレシートや領収書を集めて、確定申告が近づく2月頃から作業を始めていました。まずは個人用と業務用の領収書を区別するところから始まります。1枚のレシートに個人用と業務用の買い物が混在していると、事業用の品物や金額だけを抜き出して、購入金額を計算しなおさないといけない。これだけでも結構な手間がかかります。仕分けが終わると、次はデータ入力の作業です。こちらも1枚1枚、手作業で入力していくので大変です。一度にはとても入力しきれず、毎日時間を決めて「申告期限まであと1カ月、あと半月」と期限をにらみながら作業していました。

実店舗での買い物に加えて、ECサイトの領収書や明細も平行してチェック。業務で必要な電池や段ボールなどの消耗品もAmazonビジネスをはじめとするECサイトで購入しているので、領収書を印刷等していなかった場合、購入履歴を集めることから始めなければなりません。各ECサイトの購入履歴を見たり、メールで発注履歴を検索して、抜け漏れがないように明細を収集します。そのうえで「これは経費」「これは私用」と印を付けていました。決済用のクレジットカードを個人用と業務用に分けることも考えていますが、上がってくるデータは購入金額と取引先の情報だけで、明細まではわからないんですよね。

それを解決したのが、Amazonビジネスの発注画面に、任意の選択肢を追加できる機能です。私の場合、「個人用」と「業務用」を区分するボタンを追加しました。こうしておけば、発注作業の中で仕分けを済ませられます。しかも購入データはCSVで書き出せるので、例えば「業務用」の購入履歴だけを抽出し、会計ソフトにそのまま読み込ませれば、入力まで瞬時に済ませられます。今までの手間を考えると、大変な省力化。今後は勘定科目なども追加しておけば、さらに楽になると考えています。

 

購入履歴がサーバ上に保管されるため、税務署からの照会があっても安心

また、Amazonビジネスであればサーバー上に購入履歴が保管されるのも、数年後に参照する可能性を考えるとありがたいですね。感熱紙のレシートは印字面が感光すると文字が消えてしまいますし、保管にもかさばります。しかしこの先税務調査が入ることになった場合、廃棄や紛失で証憑類が提出できないのは非常にまずい。その点、Amazonビジネスであれば、保管が必要とされる5年分の購入履歴を保持しながら、必要に応じていつ、何を購入したのかもすぐに検索できます。

カメラや家電などを購入した際の保証書管理を考えるうえでも、データで購入履歴が確認できるのは便利。不具合が起きた際にレシートを探す手間なく、購入履歴を遡ってデータを呼び出せます。検索性に優れているのは、さまざまな物品を購入し管理するうえで重要だと思います。

今は個人事業主として活動していますが、これから事業が広がっていけば、人を雇い、お金を扱うためのチームのルールも考えていく必要が出てくるでしょう。そうした時も、Amazonビジネスなら立て替え精算の手間もなく、スムーズな作業の助けになると思います。私自身の実感として、Amazonビジネスを導入したことでメリットしかなかったと思っています。個人事業主の方であれば、確定申告の手間を省くという意味だけでも、使ってみて損はないはずです。

北進総業(個人事業主)

石川 士朗 様

 

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    • 取材時期 2019 年10月
    • 記載内容(役職、数値、固有名詞等)はすべて取材時の情報です。
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