株式会社ポニーキャニオン

株式会社ポニーキャニオン

コロナ禍でも安全を保ち、

創造性を発揮する環境を整備

事業展開の拡大に伴い、必要な備品が増加

ポニーキャニオンは音楽や映画、アニメなどを中心としたコンテンツビジネスを展開する総合エンターテインメント企業です。今年からは劇場や地方創生事業などの事業にも着手。東京・池袋にharevutaiという配信ライブにも対応した劇場をオープンし、新たなコンテンツ開発にも力を入れています。
エンターテインメントを軸にさまざまな事業を手がける私たちにとって、『創造性』は企業価値の源泉です。一人ひとりの『創造性』を大切にし、新たな価値を生み出し続けるための環境整備は、人事総務部の重要なミッションと考えています。しかし、実際にこれまでにはなかった事業を手がけていくにあたり、物品調達で課題にぶつかりました。

 

本番3日前に急遽、演出内容が決まることも

これまでに手がけてきたアニメや映画などの部門であれば、公開からDVD、ブルーレイディスクなどのソフト販売開始まで、おおよそ計画通りに物事が進行します。当然、必要な備品も前もって準備が可能です。加えてこうした部門はデスクワークが多いため、ほとんどはオフィス用品の専門店で事足りていました。
しかし劇場や配信ライブなどの備品は同じようにはいきません。開催時期や場所、演出内容によって必要な物品は異なります。例えば配信ライブではケーブルやレフ板などの機材が必要になることもありますし、商業施設で開催するイベントであれば、本番の3日前に「ここでおもちゃのバットでプレゼントを打って渡したら面白いんじゃないか」との意見が出ることもある。アイデアを具現化するには、早く、確実に小道具を揃えて現場に届けなければなりません。
これらの物品はオフィス用品店では取り揃えていない場合がほとんど。どこで購入できるのか、価格はどの程度が妥当で、最もコストが抑えられるのはどこか・・・・・・本番までの限られた時間でそれらを検討する余裕はありません。場合によっては、忙しい合間を縫って現場スタッフが店舗をまわらなければならなくなります。先々、劇場や配信ライブが本格化していくことを考えれば、物品調達は極力効率化しておくべき。その現実的な解決策として、Amazonビジネスの導入を決めました。

 

モバイルでも快適に操作でき、現場の要求を網羅

Amazonビジネスであれば、配信機材からイベントの小道具まで、幅広い品揃えと在庫があり、現場の要求をおおよそカバーできます。価格比較もできますし、購入画面ではサイズや仕様などの細かな説明があるため、複数人でイメージを共有して購入するうえでも便利ですね。特にharevutaiでは、リハーサルなどの作業をしながら、その場で必要な小道具などを発注することもしばしば。その点でAmazonビジネスはモバイルにも最適化しているため、発注しやすいのも利点です。スタッフはみなプライベートでもAmazonを利用しているため操作に迷うことはありません。現場からは大変好評です。

 

消耗品の購入を適正化し、事務負担を30%減

在庫や到着日数などが正確で信頼できる点も大きいですね。さまざまなECサイトがありますが、中には「在庫あり」と表示されているのに、実際に発注してみると在庫はなく、到着まで日数がかかるケースもありました。急ぎの場面でこれでは困ってしまいます。Amazonビジネスは現場のクリエイティブを邪魔せずに、しかも効率的に物品購入を可能とする点が、導入にあたっての最大の魅力だと考えています。
さらにAmazonビジネスの導入は、請求書の仕分けなど事務作業の軽減にもつながりました。当社は音楽やアニメや映像・映画、劇場などの9事業部制を敷いており、事業部単位で備品購入を管理しています。しかし、請求書はすべて本社宛てで一括発行されるため、人事総務部で請求書の内訳を確認しながら事業部ごとに請求書を仕分ける作業が発生し、負担になっていました。その点、Amazonビジネスであれば、請求書は物品を購入した社員へ直接届けられるため、事業部ごとに請求書を仕分ける手間が解消。事務負担の30%は軽減できたと感じています。

 

若手社員に集中していた立替払いの負担を軽減

また、劇場やイベントなどの現場では、派遣社員や業務委託などさまざまな働き方のスタッフがチームとして活動しています。本来、備品調達は正社員が行うことが望ましいのですが、急ぎの場面では外部スタッフの方がやむなく立替払いで購入することもありました。また、買い出しを担当することが多い若手社員にとっては、立替払いの金額がかさむと負担感が増します。Amazonビジネスを導入し請求書での一括払いとすることで、外部スタッフや若手社員の立替払いが減り、購入の適正化にもつながっています。
もちろん、誰がどのような物品を購入したかという購入状況は常に上長が確認しているため、不必要な物品の購入はできません。さらに、購入履歴などのデータが残るため、同じ備品を重複して購入する無駄も減ります。コスト減につながるのはもちろんですが、倉庫の効率化という面でも有効だと感じています。

 

 

コロナ禍での安全な物品調達に貢献する

Amazonビジネスを導入したのは今年2月。偶然にも新型コロナウイルスの感染拡大の直前に採用したおかげで、社員の安全確保ができました。劇場公演などが制限された一方で、家庭でも楽しめる配信ライブの需要は高まり、池袋のharevutaiではさまざまなライブ公演が企画されました。そこで機材や小道具を揃えるためにスタッフが複数の店舗を回るのはリスクが高く、極力避けたい行為です。Amazonビジネスであればオンライン上で購入が完結するため、安全性が高まります。また、当社は早い段階で感染拡大防止のためリモートワークを導入していたため、現場から備品購入の相談が来た際も、オンラインで速やかに対応することができました。
エンターテインメントの進歩と新しい働き方を両立していく上で、Amazonビジネスを活用していく局面はますます増えていくでしょう。今後も柔軟で迅速な備品調達の環境を生かし、一人一人のクリエイティビティを支えていきたいと思います。

株式会社ポニーキャニオン
人事総務部マネージャー

森 ひとみ様

 

株式会社ポニーキャニオン
人事総務部

中村 均 様

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    • 取材時期 2020年11月
    • 記載内容(役職、数値、固有名詞等)はすべて取材時の情報です。
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