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「もはや入れない理由が見当たらなくなってきますね」 Amazonビジネスを導入した5社が語る成果と実態 - Amazon Business Exchange 2023 イベントレポート (2)

Amazonビジネスのお客様はどのように購買改革を進めているのか。お客様5社が登壇し、DXのリアルや実施した具体的な施策、得られた成果について、2つのパネルディスカッションで語ってくれました。そこには、改革でいかに企業価値を高めるかのヒントがありました。
2023年10月6日
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DXを成功させるカギ。納得してもらうには数字、人を動かすには情熱 ー カスタマーパネル (1)

上尾  哲也 氏 | 大日本印刷株式会社 購買本部 購買管理部 副部長

笹森 貴恭 氏 | 北海電気工事株式会社 企画部 部長代理

平山 亮 氏 | 国立大学法人三重大学 財務部財務管理チーム 調達室 調達室長 / 業務運営DX作業部会 エキスパート部会員

まずDXへの取り組み方とその成果について、大日本印刷、北海電気工事、三重大学が登壇。3社にDXに取り組む必要があった背景を伺いました。笹森氏(北海電気工事)はビジネス環境の大きな変化に対応し、競争力の向上のため、デジタル情報の活用が不可欠だったと述べました。「単なるデジタル化だけではなく、競争力の維持強化のためにどうデジタルを使っていくか、社内への意思表示が必要だと感じました」(笹森氏) 平山氏(三重大学)は「教員に寄り添う時間がない」ことが課題だったと話し、本来は教員の教育活動や研究活動の支援というのが大事なのに、日々の通常業務が増加傾向にあったとのことです。大量の伝票作成処理に追われ、業務量をいかに軽減するかが大きな課題だったと話します。上尾氏(大日本印刷)は「レガシーからの脱却」と話し、調達購買部門の役割がコロナを経て大きく変わったと言います。価格の高騰、環境対策などやることが多岐にわたっているにも関わらず「手間のかかる作業に時間を取られ、DX化せざるを得なかったのです」と続けました。

現場からも反対ほとんどなし、経営陣は購買の“見える化”によるコントロール重視  ー カスタマーパネル (2)

大谷 健 氏 | 株式会社オカモトホールディングス 総務部 マネージャー

中西 洋太 氏 | ライク株式会社 経営企画部 執行役員 経営企画部長 兼グループDX担当

続いて、実際にAmazonビジネスを導入し調達コストを改善するなど、購買改革に活用しているライク株式会社中西氏、株式会社オカモトホールディングス大谷氏が登壇。両社とも多角的な事業を展開し、多くの拠点を展開しているなど事業の共通点があります。経営陣や現場に向け、Amazonビジネスの導入をどう進め、どのような効果があったかを伺いました。

Amazon Business Exchange 2023 ハイライト