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教員は立替精算負担減、管理側は購買を見える化、学生も教員も重い書籍を24時間好きなときに大学で受領可能に - One Amazonの取組 (5)

大学において、研究費の立替精算と購買物の可視化の課題は切っても切れない関係です。時間が経てば経つほど教員の負担は大きくなり、本来の業務に集中できない状況が発生しています。また、特に書籍の購買が多い大学では、「好きなときに楽に受け取れる」環境作りが求められています。今回ご紹介するのは、AmazonビジネスとAmazon Hubロッカーを駆使し、大学特有のこの課題を一気に解決した事例です。

Amazonビジネスでセールスを担当している井上と申します。前回に続き、AmazonビジネスとAmazon Hubロッカーの2つの法人向けAmazonサービスを利用している組織として、昭和女子大学様の事例を大学特有の話も交えてご紹介します。

<<前回の記事:Amazon Hubロッカーとは?年間1,500時間の購買業務削減に加え、顧客の来場促進と従業員満足度向上までできた理由 – One Amazonの取組(4)

法人・個人事業主のお客様専用購買サイトAmazonビジネスとは?

日本におけるAmazonのビジネスモデルのイメージは、一般消費者に商品を販売するB2C向けの小売りビジネスですが、Amazonビジネスは個人事業主・法人間取引に必要な機能を兼ね備えたB2B向けのサービスです。

そして、Amazon Hubは、Amazonで注文した商品を指定したAmazon Hubロッカーで受け取れるサービスです。

ロッカーは、全国各地に設置されています。お客様がAmazon.co.jpで購入した多くの商品でご利用いただくことができ、当日お急ぎ便、お急ぎ便、通常配送のいずれかをお選びいただけます。Amazon Hubのサービスは、すべてのお客様が追加費用不要でご利用になれます。

Amazon Hub ロッカーの2つのメリットと使い方

  1. 商品受け取り工数の削減
    Amazonビジネスで購入したものをAmazon Hubロッカーによる受け取りと指定することで、受け取りの工数を削減し、注文者が好きなときに商品を受け取ることが可能です。

  2. 生徒、教授、職員の満足度の向上
    時間に影響されず、大学にいながらプライベートで注文したものが受け取れるため、生徒、教授、職員の福利厚生の一環として利便性の向上・働きやすい環境の構築が可能です。

導入事例:昭和女子大学

昭和女子大学は、2020年に創立100周年を迎えました。「女性が人生を拓く力」をつける大学として、深い専門知識に加え、あらゆる分野でグローバルに活躍できる力を備えることを教育の目的としています。今も受け継がれる「世の光となろう」という建学の精神は、附属校にも通じています。



Amazonビジネスによって先生たちの立替精算が削減、このサービスは本当になくならないでほしい"

業務部 情報メディア課 係長 下村 良幸 氏


Amazonビジネス導入による立替精算の半減と購買物の可視化

Amazonビジネスの導入前は、附属校でのクレジットカードによる立替精算の負担がかなり重く、教員たちから導入したいという声が多数上がっており、2020年の4月に稼働開始しました。科研費が100種類以上に分かれているのですが、その設定サポートも細かくしていただくことができたので、導入はスムーズにいきました。そもそもAmazonを元々使い慣れている教員が多かったので、今でも使い方に関する問い合わせはありません。

請求書払いにより立替精算が前年度から比較して半減したのは、大きなメリットです。更に、今までは同じクレジットカードに個人の購買と研究用の購買が混在していて、研究費がどんなものに使われているのか、透明性がありませんでした。Amazonビジネスでは購買レポートを出力して、誰が何を、何のために購買したのかを一目で確認できる上に、今後の購買最適化に向けた分析も可能です。購買物の可視化がはかれることは本当にありがたいです。

そのほかにも法人価格で購入できることはもちろん、様々な他のシステムと連携できることも大きなメリットだと感じています。シングルサインオン連携をすることで、パスワードを忘れて購買できないということもないので、先生たちの負担は本当に軽くなっていると感じます。

 

 

”好きな時に受け取れるAmazon Hubロッカーとはサステナブルな関係を築きたい”

グローバルビジネス学部 会計ファイナンス学科 准教授 髙木 俊雄 氏

Amazon Hubロッカーの導入によるスクールライフの向上 

本大学は、日本で初めてAmazon Hubロッカーの導入をした大学です。アマゾンジャパンの社長であるジャスパー・チャン氏とパーティーで偶然隣の席になり、話を聞いたのがきっかけでした。

本大学では、学生には個人ロッカーを用意しており、教科書や使わないものを置く用途として使われています。ただ、大学の教科書はかなり重く、自宅からキャンパスに持ってくるのがすごく負担になっていました。Amazon Hubロッカーを導入したことで、大学に教科書を発注してAmazon Hubロッカーで受け取り、個人ロッカーにそのまま入れることが可能になりました。学生からも「重い教科書を自宅から持っていくのではなく、その場で受け取れるのが楽」という声が多数上がっています。

また、大学の教員は深夜まで働くことが多いです。Amazon Hubロッカーは24時間受け取り可能なため、仕事にあわせて、重い書籍を好きな時に受け取れるのも大変好評です。
コロナ前は1週間あたりの利用率が30件ほどだったのですが、今ではその数字は飛躍的にのびています。学生も教員もAmazon Hubロッカーはなくてはならない存在であり、サステナブルな関係を築いていきたいです。

次回はもう一社Amazonビジネスを利用した購買と、Amazon Hubロッカーを活用しているお客様の事例をご紹介します。ぜひ、次回もご覧ください。

大学・研究機関におけるAmazonビジネスの活用方法

国立大学の90%以上がAmazonビジネスに登録している理由とは?

システムを連携してビジネス購買をシンプルに

お客様が利用している購買システムや経費精算システムとAmazonビジネスを連携することにより、さらに購買業務をスムーズに行うことができます。
またシングルサインオンを設定する事で、安全で便利に運用することが可能です。

 

One Amazonの取組